応急救護の方法とは
2025/03/28
目の前で傷病者が出た場合、救急車が到着するまで応急救護を行う必要があります。
万が一の時に対応できるよう、基本的な方法を知っておくことが大切です。
今回は、応急救護の方法について紹介します。
応急救護の方法
安全確認
救護をはじめる前に、周囲の安全を確認するのが最優先です。
現場の状況をよく観察し、危険がないことを確認したうえで救護活動を開始しましょう。
呼吸と意識の確認
傷病者に声をかけたり、軽く肩を叩いたりして反応を確かめましょう。
意識がない場合や呼吸が停止している場合は、直ちに周囲に救急車の要請を依頼します。
心肺蘇生
呼吸が停止している場合、心肺蘇生を行います。
胸骨圧迫では胸の中央を両手で強く速く押し下げ、可能であれば人工呼吸を組み合わせて行い、救急隊が到着するまで続けましょう。
AEDの使用
AEDは、心臓が停止している場合に非常に有効です。
電源を入れて音声ガイドに従って操作し、必要に応じて電気ショックを実行して、その後も心肺蘇生を続けます。
止血
出血がある場合は、清潔な布やガーゼで患部を圧迫して止血を行います。
ひどい場合は止血帯の使用を検討しますが、適切に使用しなければ危険を伴うため注意が必要です。
まとめ
応急救護では、安全確認・呼吸と意識の確認・心肺蘇生・AEDの使用・止血を行います。
初動の対応が傷病者の生存率を大きく左右するため、冷静さを保ち状況に応じた適切な行動を心がけましょう。
『株式会社平成セキュリティ』では、警備業務に携わってくださる方を多摩市で募集しています。
講習や先輩スタッフが丁寧にレクチャーいたしますので、未経験の方も安心してご応募ください。